Acute effects of different aerobic exercise duration on pulse wave velocity in healthy young men（査読付き）

The Journal of Sports Medicine and Physical Fitness

有酸素性運動は動脈硬化度の指標であるPWVを低下させる．一方，運動時間の影響は不明である．本研究では，若年者を対象に中強度の有酸素性運動がPWVに及ぼす影響について15分試行，30分試行，45分試行で比較検討した．その結果，大動脈および末梢PWVは全ての試行で運動30分後まで低下したが，30分試行と45分試行
のみ運60分後までPWVの低下が持続した．本研究の結果は，長時間の運動により運動後のPWVの低下が持続することを示唆する．

Ryota Kobayashi, Hiroyuki Hatakeyama, Yuto Hashimoto, Takanobu Okamoto.

57巻12号, pp1695-1701.