学習者が記述中に必要とする学習支援に関する研究-学習支援ツールを用いた手紙文記述の実態調査をもとに-(原著論文・査読付)
読書科学 60巻2号
本研究の目的は、国語科教育における書くことの学習において、学習者が記述中に必要としている学習支援の要素を明らかにすることである。コンピュータを使用した調査問題を実施し、学習支援ツールの活用の様子を分析した。調査結果から、《知識的な要素》としての性質をもつ学習支援ツールと、《方法的な要素》としての性質をもつ学習支援ツールとでは、前者の使用が多いことが確認できた。
pp.70-88