粘土遊びの受容と展開―その教育的価値の変遷をめぐって―
日本保育学会 第67回大会
日本における粘土遊びの教育的価値の変遷について調査・分析した。最初は手本の模造という限定的な役割から、生活や遊びとのつながり、芸術性のあらわれ、人間関係の醸成、身体感覚の開放と充足という教育的価値の拡大が見られると論じた。また、粘土遊びが慣習化されているという課題も指摘した。
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