児童虐待死事件における法医学証拠の役割
明治大学法学論叢,第91巻6号
都内で起きた「児童の不審死事案」で、未成年の女子が逮捕・起訴されて裁判員裁判になった。裁判では、児童の死因につき法医学証拠が争われ、複数の医師らのBattle of Expertの様相を呈した。この裁判のあり方を批判的に分析し、判決の法医学的妥当性について検証した。
293-348頁