川崎中1殺害事件にみる少年非行と審判、裁判員裁判(1)リーダー格の少年A
NCCD Japan、第53号(通算126号)、29-59頁、2015年
2015年2月に起きた、いわゆる「川崎中1殺害事件」は、主犯格の少年が18歳でありながら、ネットで本人情報が特定され、週刊誌でも実名報道等が行われたが、裁判の結果についてはあまり注目されなかった嫌いがある。そこで本稿では、同事件において「一体何があったのか」「主犯格の少年の心象風景はどのようなものであったのか」「司法の判断は正当であったのか」につき分析した。
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