鳥取連続不審死事件からみる裁判員裁判と死刑判決
NCCD Japan、第48号(通算121号)、3-47頁
立証に困難を極めることが予想される両不審死事件において、裁判員裁判のスローガンである「精密司法から核心司法へ」がどのように実現されるのか。裁判員が死刑判決を選択し、いまだ上訴審で争われている「鳥取連続不審死事件」の裁判員裁判における事実認定に関し、現時点で筆者がなしうる限度での検討を行った。
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