プロジェクト型外国語(英語)活動における英語ノート(試作版)の活用
『第29回JASTEC全国大会紀要』 中部大学
第二言語習得理論研究を理論的背景とし,日本の小学校で実施されるべき英語活動は「プロジェクト型カリキュラム」に則るものが最も適切であるとの主張(東野・高島, 2007)に,東京都,福井,兵庫などの小学校で有効性が明確に示されてきている。プロジェクト型がプログラム型を包括するカリキュラムであることを解説し,そのプログラム型の活動の例として2008年4月に拠点校に配布された『英語ノート(試作版)』を詳説する。また,一部,英語ノートをプロジェクトに組み込んだ実践例を報告している。
東野裕子,髙島英幸