よい体育授業を求めて-全国からの発信と交流
大修館書店
本著書は、雑誌「体育科教育」において体育授業研究会が編集した連載記事をまとめ、単行本化にしたものである。この著書の中で、筆者は我が国におけるプレルボール教材史や、ドイツにおける位置づけについて論じている。プレルボールは高橋健夫氏によって紹介された運動であり、現在のドイツの学習指導要領にも位置付いている。こうしたプレルボールの教材史や海外の位置づけを踏まえながら、その教材価値を検討している。
岩田靖、細越淳二、近藤智靖、吉永武史、清水由、深見英一郎編著ほか47名
第3章、教材づくりから考えるよい体育授業、4「よい体育授業を支える教材史-プレルボールの授業の起源と発展可能性」p.115~p.121