学術論文

基本情報

氏名 近藤 智靖
氏名(カナ) コンドウ トモヤス
氏名(英語) KONDOH Tomoyasu

名称

小学校3年生のマット運動における「運動に関する理解」についての検討 : 「オノマトペを用いたルーブリック」に着目して(査読付)

単著・共著の別

共著

発表年月

2020/09

発表雑誌又は発表学会等の名称

日本体育大学大学院教育学研究科紀要、4巻・1号、p.181~p.197

概要

本研究では,小学校のマット運動を対象として,児童の「運動に関する理解」について検証することを目的としている。研究方法は,3年生142名を対象としてマット運動6時間を実施し、授業においてオノマトペによるルーブリックを適用し,児童が学習カードに記述した内容を分析した。結果は次の通りである。
1)約74%の児童が単元後半に運動に関する理解をしていた。
2)約65%の児童が単元後半に運動の感覚を予想して記述していた。
3)約80%の児童が,単元前半から運動の感覚を記述していた。また,単元後半に向けて運動の感覚を複数記述できる児童が35%から50%に増えた。
以上のことから,オノマトペによるルーブリックを適用した授業において「運動に関する理解」が促されていることが明らかになった。

共著者

結城光紀、伊藤雅広、滝沢洋平、近藤智靖

掲載ページ数

p.181~p.197