小学校中学年のリズムダンスにおける単元開発に関する研究 :「技能」とその活用に着目して(査読付)
日本体育大学大学院教育学研究科紀要、3・1、p.187~p.204.
本研究では,小学校体育科表現運動領域におけるリズムダンスの単元を対象に,児童の技能と技能の活用状況について検討をしている。対象は、5時間の授業に参加した4年生(38名)であった。研究の結果、以下の点が明らかになった。 1)単元5時間目になるとほとんどの児童が「軽快なリズムに乗って全身で踊る」を習得していた。 2)単元後半になるにつれ,児童は学習した動きを作品に多く活用していた。 こうした結果から、本丹丹における技能等の実態と単元の有効性が明らかにされた。
柴山実穂、笠井利恵、滝沢洋平、近藤智靖
p.187~p.204