小学校1年生の表現リズム遊びにおける模倣の動きに関する研究 : 分類基準表の作成と動きの変容に着目して(査読付)
日本体育大学大学院教育学研究科紀要、2・1、p.157 ~p.174
本稿では,小学校1年生を対象とした表現リズム遊びにおける模倣の動きの実態と変容を明らかにした。実験では,児童34名を対象に,1単元4時間の体育授業を実施した。実験の結果,児童が「形骸模倣」から「誇張模倣」や「オリジナル模倣」といった動きの質的変化が見られていた。また,「反映模倣」の割合に増加がみられていた。 3. 単元後のポストテストでは,2つ以上の模倣を行う児童が増加した。
笠井利恵、栗原知子、滝沢洋平、笠井里律子、近藤智靖
p.157 ~p.174