本研究は、本学が連携協定を結んでいる東京都世田谷区と横浜市青葉区の中学校保健体育科の教師の意識を調査したものである。調査の結果、保健体育の授業並びに部活動にかかわって、最新の情報が学べる機会を求めていることが明らかになった。加えて、自己の生活時間の確保を求めていることも明らかになった。こうした結果を受け、本学が今後地域連携をしていく上で検討していかなければならないことは、1,研修の支援体制の確立、2,教育実習の参加要件の再検討、3,中学校の保健体育教師の生活時間確保に向けた研究の推進の3点であった。