鉄棒運動における観察的評価基準作成の研究-小学校低・中学年時の基礎運動に焦点を当てて-(査読付)
体育科教育学研究33巻・2号
本研究では、小学校1年生から4年生までの計457名を対象として、鉄棒運動における基礎運動の観察的評価基準表の作成を目的としている。対象となる運動は「縦向き正面両足掛け屈腕逆懸垂(通称、ぶたのまるやき)」「正面支持(通称、つばめ)」「腹掛け逆懸垂(通称、ふとんほし)」「両膝掛け逆懸垂(通称、こうもり)」の4つであった。評価は先行研究に倣い全体印象と部分に分けており、評価基準の信頼性と客観性を検討した。その結果、いずれも信頼性と客観性が確保された。
針谷美智子・近藤智靖
p.19~p.34