中学校体つくり運動領域における 「運動計画を立てる」授業単元に関する研究 : 知識とその活用に着目して
日本体育大学紀要、51、p.1079 ~p.1089
本研究の目的は,中学校体育の体つくり運動領域における生徒の知識とその活用に関する学習成果を明らかにすることである。対象は中学2年生と3年生計225名であり,7時間の体つくり運動の授業を実施した。単元前半の4時間で生徒は体力を高めるための知識や方法を学び,後半3時間は,自己の関心に応じて運動の計画を立てることをした。データは,ペーパーテストと学習カードから収集し,分析を行った。その結果,多くの生徒は授業を通じて運動の計画を立てるための知識を身に付けていたことが明らかになった。
村田凌亮、大塚幹太、伊藤雅広、奥村拓朗、近藤智靖
p.1079 ~p.1089