ドイツの身体経験論の構築過程とその実践的展開-特にフンケを中心として-(修士論文)
筑波大学
ドイツの「身体経験論」に注目し、1960年代から現在までの理論的及び実践的変遷を明らかにした論文。特にフンケの思想的変化に注目した。ドイツスポーツ教育学の大家クルーペとの確執、教育学者フォン・ヘンティッヒとの関わり、学生時代の思想的影響など、「身体経験論」を確立する上での理論的背景を明らかにした。特に「身体経験論」が、ドイツの改革教育思想の中で、確信的な思想であった事、そして既存のスポーツ教育学者と著しく対立した事を明らかにした。
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