ドイツの身体の経験としてのスポーツ授業の中で保証された経験の質並びに方法論について-1983年のJ-Funkeの実践集を検討する-
愛知教育大学体育教室 研究紀要20
1983年にドイツにおいて出版された「身体の経験としてのスポーツ授業」(フンケ編)を資料として、「身体の経験」という名のもとに生み出されたドイツの教育実践を検討した。この実践集は、ビーレフェルトのラボアシューレに勤めていたフンケを中心に編纂されたものである。実践の中では、自分の体への気づきや、他人の体への気づきなどを授業の主たる狙いとしながら実践が展開されていること。また方法論として、呼吸・他人とのかかわりなどを明らかにした論文である。
近藤智靖、岡出美則(岡出氏は校正及びアドバイス)
p.33-50全文