体育の学習指導要領にみる身体の位置づけとその課題
体育科教育、61・9、P.22-25
学習指導要領を身体論の視点から検討した論文である。現行の学習指導要領では、「心と体を一体としてとらえ」といった心身を一元的に捉える立場にありながらも、一方で総則の3に見られるように別物として捉える考え方とが並立している。また、「体つくり運動」において目指される身体像にも複数の視点が見られており、こうした学習指導要領の内容の成果と課題について、本項では記している。
p.22~p.25