成家先生の試みに対して
体育科教育、60・10、40-43
この論文では、社会的構成主義の立場に立って体育実践をされている成家篤史氏との往復書簡形式を採用している。成家氏の提唱する学習観をもとにした体育授業の優れている点と課題について検討している。具体的には、成家氏の考え方が、子どもが運動をすることの意味について検討をしている点が優れており、一方、教師の能力や児童生徒のレディネスなどの問題が十分にあきらかにされていない点など、多くの課題があることを指摘している。
p.40-p.43