英語を含めた言語の意味変化に関する研究を行っている。ことばは絶えず変化するが、その変化には特定の普遍的なパターンがあることがわかっている。それらの変化は、言語の特徴だけではなく人間の経験や認識の仕方が関わっている、と考えている(もちろんそう考えない言語学者も多くいる)。ことばの変化を説明するためには、ことばの構造や歴史を知っているだけでは不十分であり、人間の認識パターンや心の特徴も知る必要がある(と私は考えている)。また、以下のテーマにも興味がある。
英語をいかに習得することができるのか。
英語以外の外国語をいかに習得することができるのか。
言語の類似性と相違性
多言語習得(人間はいくつの言語を習得することができるのか)
言語習得を説明する理論を考え、それを言語習得や教育に生かす。