Complex Sentence and Temporality
Proceedings of TACL Summer Institute of Linguistics 1996(英語論文)
英語の主節、従属節の関係を今までの言語学者が行ってきたアプローチとは違ったアプローチに基づいて分析を試みている。この論文の主張は、心理学(特にゲシュタルト心理学)でいわれている「地」と「図」という概念を使えばいろいろな主節、従属節の関係がうまく捉えられるという主張である。またこの概念がどのように言語習得の問題、そして言語の意味変化の問題と関わっているのかにも言及している。
p.179~p.188