M.シャシェフスキーのコーチング哲学における基本要素――「スタンダード」および「思慮」の意義――(査読付)
バスケットボール研究、第1号、47-61頁
本論文では、マイク・シャシェフスキー(コーチK)の「コーチング哲学の研究およびその現状と背景」を示したうえで、スタンダードおよび思慮という二つの概念がそのコーチング哲学において欠かすことのできない基本要素であることを描き出し、それらはまったく独立した二つの概念ではなく、「スタンダードのよさを最大限に活かすこと」が「思慮ある人として真価を発揮すること」と密接に関係しているという意味で、コーチKのコーチング哲学において離れがたく結びついているということを明らかにした。
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