中高年の安静時代謝量における一考案
平成9年度 日本体育大学体育科学修士学位論文抄録集
中高年者の安静時代謝量と運動能力を測定し、生活習慣などとの相関関係を検討した。その結果、除脂肪体重と安静時代謝量に高い相関関係が認められ、さらに低強度の運動習慣が週に4回以上ある中高年者は、安静時代謝量に影響があることがわかった。運動習慣のある中高年者のエネルギー所要量を算出する際には安静時代謝量を呼気ガスから測定することが望ましいと示唆された。
p.34-p.38