運動速度が及ぼすラット視床下部β-エンドルフィン含有量の変化
第60回日本体力医学会大会 体力科学54(6)
ラット視床下部を対象として、運動速度の変化がβ-エンドルフィン(BE)産生に及ぼす影響について検討した。視床下部BEは、5-20m/minではコントロールに対して有意な増加を示さなかったが、25-35m/minでは有意な増加を認めた。本実験の結果により、運動時間を一定にした場合、25m/min以上ではストレスとして作用したように思われた。
朝比奈茂、堀川浩之、浅野和仁、須永美歌子、久光正、佐藤三千雄
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