安静時代謝量を用いたエネルギー所要量の検討
第23回人間-生活環境系シンポジウム 第23回人間-生活環境系シンポジウム報告集
近年、安静時代謝量を測定し、エネルギー所要量を算出することが提言されているが、安静時代謝量は、測定条件や測定日によって値が大きく変化することが本研究で明らかとなった。このことから、1回の測定値を用いてエネルギー所要量を設定することは適切ではなく、同条件で日を改めて測定した値を用いることによって、より正確にエネルギー所要量を推定することが出来ると示唆された。
坂牧美歌子、井川正治
p.112-p.115