ACTN3遺伝子R577X多型は中高齢者の下肢筋機能に影響する
第69回日本体力医学会大会 体力科学63(6), 631
本研究は25−85歳の対象者においてACTN3遺伝子R577X多型が体力要素に与える影響を検討することを目的とした。椅子立ち上がりおよび8フィート歩行において、50歳以上の群においてRR+RX型がXX型と比較して有意に速い傾向が認められた。ACTN3遺伝子R577X多型は中高齢者の下肢筋機能に影響する可能性が示唆された。 執筆箇所:p.699
菊池直樹、吉田 翔、岡本孝信、須永美歌子、中里浩一