運動習慣は月経周期による血中代謝物質の変化に影響を与えるか‐メタボローム解析による検討‐
第21回日本運動生理学会大会
メタボローム解析の結果、卵胞期に比べて黄体期に糖原性アミノ酸の有意な低下が認められ、特に運動習慣のある女性において、その変化が大きいことが観察された。運動習慣の有無が月経周期による血中代謝物質の変化に影響することが認められた。このことから、女性アスリートは一般女性に比べて月経周期に伴うコンディションの変化が大きい可能性が示唆された。
須永美歌子、丸山麻子