血流制限を伴う歩行運動時の酸素摂取量の増加と呼吸代謝動態
第65回日本体力医学会 体力科学59(6)
血流制限下での歩行運動時の呼吸代謝動態を観察し、酸素摂取量増加の要因を検討した。トレッドミルを用いて漸増負荷法によって最大酸素摂取量を測定した。測定条件は、血流制限あり(BFR)となしの2条件であった。呼吸筋酸素摂取量は、BFR条件において高値を示した。BFR条件での酸素摂取量増加の一要因として呼吸筋の動員増加が考えられた。
坂牧美歌子、安田智洋、小笠原理紀、安部 孝
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