静的膝伸展運動時の一回拍出量に及ぼす運動強度の影響
第64回日本体力医学会 体力科学58(6)
静的な膝伸展運動時の一回拍出量低下と運動強度との関係について検討した。随意的最大筋力(MVC)の30%以下の運動強度では、一回拍出量に変化は認められなかった。一方、50%MVC強度において、一回拍出量の有意な低下がみられた。その要因として、平均血圧に比べ心拍数の増加が大きく関与していると考えられた。
小笠原理紀、尾崎隼朗、菅谷正人、久保田喜彦、安田智洋、坂牧美歌子、安部孝
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