オリンピックに向けて各競技団体が海外で強化合宿や国際試合を行う機会が増えているが国内とは異なり海外は時差、宿泊施設や食事など滞在環境及びトレーニング環境などの影響でコンディションを崩す選手も多い。我々は韓国で行わた海外遠征中のコンディショニングに関して調査を行った。その結果、体重、体温には変化がみられなかったが、遠征前と比較して不調を訴える選手が有意に高かった。時差のない韓国合宿においては主に食事か影響しコンディションが低下したと考えられ、海外遠征中の食事管理や事前教育が重要であることが明らかとなった。