アスリートにおけるコンディショニング指標の為のデータ構築の試み-大学女子駅伝ランナーの場合-(査読付)
日本体育大学紀要、第45巻2号、135-140
本研究では、女子駅伝を専門とする長距離選手を対象に年間を通じてトレーニング量やパフォーマンスを柱とした生理・心理的(主観性)要因を検討し、女性アスリートのパフォーマンス向上を阻害すると考えられる起因を調査し、その予防策となり得る指標づくりの可能性を探るべく調査・研究を試みたものである。本報告は、2015年度前半シーズンの4か月間のデータの中から、主に練習時走行距離、体重、ヘモグロビン3項目の被検者個人及び全体の変動と、その間のレース出場回数・記録、月経との関連性について報告したものである。
黄 仁官、別府健至、佐藤洋平、上田 大、保科光作、久保山和彦、村田由香里、武藤芳照
p.135~p.140