ACE遺伝子およびACTN3遺伝子多型が持久系パフォーマンスに与える影響(査読付)
日本体育大学紀要(40巻2号)p.73~p.80
本研究は、大学陸上長距離選手を対象にACE遺伝子とACTN3遺伝子多型が最大酸素摂取量、最大運動時の血中乳酸濃度および競技パフォーマンスに与える影響について検討した結果、ACE遺伝子多型とパフォーマンスの関連性について、大学レベルの対象者においてもトップレベルの持久系競技者と同様な傾向を示したことからACE遺伝子とのD alleleが日本人の持久系競技パフォーマンスに影響を与える可能性を示唆した論文である。
菊池直樹、黄仁官、上田大、閔石基、別府健至、井川正治
担当部分:p.75~p.87