学術論文

基本情報

氏名 黄 仁官
氏名(カナ) ファン インカン
氏名(英語) HWANG Inkwan

名称

食餌構成タンパク質の差異が走トレーニングによるラットヒラメ筋の筋タンパク量と筋線維径に及ぼす影響(査読付)

単著・共著の別

共著

発表年月

2007/08

発表雑誌又は発表学会等の名称

体力・栄養・免疫学雑誌(Vol.17 No.1)p.39~p.48

概要

本研究では、異なるタンパク質食餌(ミルクカゼイン[含有量: 25.5%]、大豆タンパク[含有量:25.5%]、White Fishmeal[含有量:25.4%])摂取が走トレーニング(トレッドミル35m/min、60分間の連続走行、週5回)を実施させた成長期ラットの骨格筋にどのような影響を及ぼすかについて検討した。その結果、用いた運動負荷条件や食餌条件により、ラットヒラメ筋内の筋100g当たりのタンパク量、筋線維径の変化は、運動負荷開始から5週前後で現れ、以後期間が長くなるほどその変化が顕著になることが確認された。そして、高強度の運動負荷に対する食餌の影響について、White fishmealや大豆タンパクと比べてミルクガゼインは、成長期ラットの骨格筋内における筋タンパクの減少を抑制し、より効果的に筋タンパク合成能力を高めることが示唆された。

共著者

黄仁官、弘卓三、戸塚学、上田大、山田保、成東鎮、堀居昭

掲載ページ数

担当部分:p.39~p.48