上肢および下肢の乳酸性作業能力が、陸上競技400m走のパフォーマンスに及ぼす影響(査読付)
運動とスポーツの科学(第12巻、第1号)p.25~p.33
本研究は、陸上競技400m走選手の上肢と下肢における乳酸性作業能力を比較し、乳酸性作業能力における上肢と下肢のバランスが400m走記録にどのような影響を及ぼすかについて検討することを目的とし、実験を行い、得られた結果により陸上競技400m走においてより高いパフォーマンスを発揮する、特にレース終盤でのスピード維持能力を改善するためには、下肢のみならず上肢の乳酸性作業能力を向上させる必要性が示唆された。
上田大、黄仁官、山田保、堀居 昭
担当部分:p.30~p.33