動・植物性タンパク質食餌の差異が長期の走トレーニング後におけるラット骨格筋に及ぼす影響　－筋タンパク量と等尺性筋張力による検討－（査読付）

日本運動生理学雑誌（第12巻第1号）p.1~p.11

本研究では、異なるタンパク質食餌（動・植物性）が長期間の走トレーニングを実施させたラットにおける骨格筋のタンパク量や等尺性筋張力にどのような影響を及ぼすかについて検討することを目的とした。以上、植物性タンパク質食餌に比べ動物性タンパク質食餌は高強度の運動負荷を実施したラットの骨格筋内における分解の亢進を抑制させ、合成能力の保持により貢献し、筋肥大や筋タンパク量および筋張力に好影響をもたらす可能性が高いことが示唆された。

黄仁官、上田大、山田保、堀居昭

担当部分：p.1~p.11