学術論文

基本情報

氏名 黄 仁官
氏名(カナ) ファン インカン
氏名(英語) HWANG Inkwan

名称

腰痛への負担を軽減する座位式背筋力計の考案と検討(査読付)

単著・共著の別

共著

発表年月

1993/03

発表雑誌又は発表学会等の名称

体力科学第21巻, p.93~p.100

概要

新たに考案した座位式背筋力計は、立位式に比べ腰部への負担を軽減し、従来の立位式の代替として有効性があるか否かを検討した。結果、立位式背筋力の平均値と最も近い値は、座位式で男子は130度、女子では140度、男女合わせた値は130度であり、座位式背筋力計の測定角度は130度であることが認められたまた、立位式背筋力と座位式背筋力との間に高い正の相関が得られた。 筋電図に於ける立位式背筋力と座位式背筋力についてみると、座位式130度の筋放電バターンは立位式と同様であった。但し、広背筋の放電は立位式に比べ大きいという特徴がみられた。また、座位式においては腰部への負担が軽減されることが認められた。従って、座位式背筋力計は従来の立位式の代替として有効性があると示唆された。

共著者

堀居 昭、三隅隆弘、黄仁官、山田保

掲載ページ数

担当部分:p.95~p.97