本研究は、生活習慣、運動習慣や介護に関するアンケートを実施し、実際にどれだけの人が健康に対する意識があるのか、また実際の生活習慣や運動暦などから理想と現実にある差などの現状を把握し、介護予防はいつから始めるべきであるのかを導き出すことを目的として実施ものである。結論として、50代から介護予防を始めるべきと考える人が多い反面、実際の運動実施年齢が60歳以上であり、この差が要介護を予防する上で、さらには平均寿命と健康寿命の差をなくす為の一要因である可能性が確認された。また、今回の対象者からすると、早くて40代、遅くても60代で始めると良いと考えられ、特に、50代は介護予防についての意識が一番高いことから50代で始めるとより良いと考える。