その他の研究業績等に関する事項

基本情報

氏名 黄 仁官
氏名(カナ) ファン インカン
氏名(英語) HWANG Inkwan

翻訳書、学会発表、講演等の名称

大学駅伝ランナーのシーズン中における血中ヘモグロビンの動態

その他分類

国内学会発表

単・共の別

発行または発表の年月

2014/08

発行所、発行雑誌等又は発表学会等の名称

第65回日本体育学会(岩手大学)

概要

長距離選手のオーバートレーニングや運動性貧血の観点から血中逸脱酵素及び各種血液検査項目との関連が報告されているが、採血による分析は詳細に調べられるという利点もあるが、各選手に、そして経済的にも負担度が高いのも事実である。従って、現場的には日頃チェックができ、負担の少ないモニタリング可能な方法は重要であるものと考えられる。そこで我々は、長距離選手のトレーニング効果などの指標として古くから用いられている血中ヘモグロビン(Hb)濃度に着目し、第90回(2014年)箱根駅伝競走に出場した大学駅伝チームの選抜選手16名を対象に、2013年シーズン(8月~12月)においてシスメック社製のHbモニタリング装置(アストリム)を用いてほぼ毎日2回(起床時と就寝前)の計測を実施したHbモニタリング値の変動と、対象者の各時期別の体組成(InBody430)及び練習時の走行距離(メイン練習走行距離、自主的練習走行距離に分類)などとの関連を検討した。尚、上記の条件で得られた結果を中心に駅伝ランナーにおけるシーズン中のコンディショニング管理に関する可能性について報告する。

共著者等

黄仁官、別府健至、杉本昇三、佐藤洋平、大本洋嗣、向本敬洋、岩佐太郎、上田大

掲載ページ数