大学長距離選手における5,000m走、10,000m走ハーフマラソンレースでの血中乳酸濃度に関する検討
第19回日本運動・スポーツ科学学会(東京・二松学舎大学)
本研究は、大学長距離選手の各レースでの血中乳酸濃度に関して検討したものである。結果から、各レースにおいてレーススピードの速い種目ほど乳酸レベルが高く、いずれのレースにおいても記録が優れた選手ほど血中乳酸レベルが高かったことが確認され、長距離選手においてもハイスピードを維持するためにはある程度の乳酸レベルを維持する能力の必要性について報告したものである。
黄仁官、別府健至、向本敬洋、上田大