長距離選手におけるACTN3遺伝子多型とレース時の血中乳酸濃度およびレース記録との関連性についての検討
第64回日本体力医学会(新潟コンベンションセンター)
本研究は、長距離選手におけるACTN3遺伝子多型とレース時の血中乳酸濃度およびレース記録との関連性について検討したものである。その結果から、ベスト記録が28~29分台のランナーは、血中乳酸濃度が11mmol/L前後で高いほどレース記録がよく、ACTN3遺伝子多型は長距離選手であってもRアレルを持つ選手ほどスポードレースに適応性の高い可能性について報告したものである。
黄仁官、菊池直樹、土屋陽祐、閔石基、上田大、別府健至、成東鎭、松永修司、山田保