異なる競技特性における骨格筋のactivation levelに関する検討
第144回日本体力医学会関東地方会大会(東京)
本研究は、筋線維組成や毛細血管密度、酸素活性などの筋特性が対照的な陸上競技の短距離選手と長距離選手を対象として、膝伸展・屈曲運動における大腿部筋群の活性レベルについて比較し、どちらの筋特性が運動後のT2値の増加とより関連性が強いのかについて検討したものである。結果から、運動によるT2値の増加は、運動条件に加えて陸上長距離選手にみられるような持久的な筋特性も影響することが確認されたことを報告したものである。
菊池直樹、黄仁官、上田大、山田保