食餌構成タンパク質の差異が走トレーニングにおけるラット骨格筋の筋タンパク量に及ぼす影響
第16回体力・栄養・免疫学会大会(東京医科大学病院)
本研究は、運動負荷条件や食餌条件により、ラットヒラメ筋内の筋100g当たりのタンパク量、筋線維径の変化は、運動負荷開始から5週前後で現れ、以後期間が長くなるほどその変化が顕著になることが確認された。高強度の運動負荷に対する食餌の影響について、White fishmealや大豆タンパクと比べてミルクガゼインは、成長期ラットの骨格筋内における筋タンパクの減少を抑制し、より効果的に筋タンパク合成能力を高めることについて報告したものである。
黄仁官、弘卓三、戸塚学、上田大、山田保、成東鎭、堀居昭