Three-dimensional kinematic analysis of backward creeping
応用社会学研究 東京国際大学大学院社会学研究科(23)
先行研究により後方への高這い走は,調整力評価項目として有効であると考えられる.しかし,後方への高這い走の動作について詳細な研究がない.そこで,本研究は,後方への高這い走の3次元動作分析を行い,調整力評価種目としての妥当性の検討を行った.後方への高這い走が速い者は,重心の左右方向への移動範囲が狭い.つまりバランス能力が高い者ほど速く移動できる.本研究結果から後方への高這い走は,バランス能力を含む調整力評価項目であると考える.
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