幼児における調整力評価種目としての後方への高這い走の有効性
日本体育大学大学院博士論文
文部科学省が示す新体力テストは,児童期以上を対象に作成されている.そのため,幼児を対象とした運動測定項目は,各研究者が各々に決め測定を行っている.しかし,幼児を対象とした測定項目の妥当性や信頼性を確認した測定項目は数少ない.そこで,本研究は,幼児を対象とした調整力評価種目を考案し,測定項目の妥当性を検討した.動作分析による結果,後方への高這い走のタイムの再現性が認められた.また,他の測定項目との関係性からも有効性が示唆された.
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