大腿部を跨ぐ単・二関節筋の活動様相
日本体育大学紀要32(2)
股・膝関節に同時にトルクを加えたときの大腿部の単・二関節筋のEMG変化を観察した.股関節トルクが一定であっても,膝関節トルク発揮を変化させることにより,股関節まわりの単関節筋の活動量に変化がみられた.それは両関節を跨ぐ二関節筋の活動変化によって生じたと思われる.トルクと筋活動の関係が測定されるとき,関節角度のみならず,複数の関節トルクにも注意が払われなければならない.
共著者:林恭輔,武重雅則,佐藤孝之,大石健二,西山哲成
共同研究につき本人担当部分の抽出不可能