成長期における肥満が血圧および動脈硬化に及ぼす影響(査読付)
体力・栄養・免疫学雑誌2010.20(2)号
2005~2009年の岩木健康増進プロジェクト・小中学校健康調査に参加した生徒のうち、小学5年時調査と3年後の中学2年時調査の両方に参加した147名(男子72名、女子75名)のデータを用いて、成長期におけるBMIの変化が血圧と動脈硬化(PWV)に及ぼす影響を縦断的に検討した。その結果、男女ともBMI変化量と血圧との間に有意な正の相関が認められ、女子ではBMI変化量とPWVとの間にも有意な正の相関が認められた。
工藤うみ, 高橋一平, 戸塚学, 徳安秀正, 山本博, 鈴木大地, 梅田孝, 中路重之
p.161-p.163