教員志望者を対象に、教職教養としての法規を中心とした学校教育と人権教育の基礎的な知識・技能を身につけることをねらいとして編まれた著書である。
担当:「子どもの権利と教育」pp.130~149
子どもの権利と教育との関係を考えていくために、(1)子どもの権利思想の歴史的経緯を明らかにし、(2)子どもの権利の構成・内容と特徴を整理した。(3)教育の概念を規定し、(4)教育と子どもの権利との関係を考察したうえで、(5)それを踏まえ、教育や生活の場で子どもの権利が侵害されないような仕組み・取り組みについて言及した。