クライヴ・アンガー=ハミルトン著『西洋音楽史 II バロックの音楽』
学習研究社
世界的なレコードレーベル、NAXOSから出版されている音楽史「ディスカバー・シリーズ」第2巻の翻訳。オペラの誕生や楽器の発達、舞曲から組曲への発達、調性の問題等を取り上げている他、前期・中期・後期の主要な作曲家を国別に取り上げ、分かりやすく解説。訳文も読みやすいとの評判である。巻末にはヨーロッパと日本の文化史をまとめた年表や、音楽用語のグロッサリーも付いており、バロック時代の音楽入門には最適である。