中学校 2 年生男子のハンドボール授業における戦術的知識の学習可能性の検討(査読付)
スポーツ教育学研究 40・2,pp.61-75
本研究では中学校 2 年生男子42名を対象に、戦術的知識学習可能性について明らかにすることを目的とした。実施授業は、全 10 時間のハンドボールの授業であり、指導を担当した教諭は、教職歴 5 年目であった。その結果、次の結果が得られ。 1. 解単元実施による 戦術的知識の理解度の向上が確認された。 2. ゴール型球技の経験の有無による戦術的知識の理解度には有意な差は確認されなかった。 3. 戦術的知識を理解しやすい状況とそうでない状況が示唆された。
秋山和輝,岡出美則
pp.61-752 本研究では、研究のデザイン、質問紙の作成、結果の分析を共同して実施し、原稿も共同的に執筆したため、本人担当部分の抽出不可能。