小学校教師の体育授業に対するコミットメントを阻害する要因の質的検討(査読付き)
日本教科教育学会誌.42・4.,pp.11-23
本研究では、大学での体育科の長期研修に参加した小学校教師12名(男性10名、女性2名)を対象に、小学校教師の体育授業へのコミットメントを阻害する要因を明らかにした。データは、対象者に対する半構造化インタビューを通して収集し、修正版グランディッドセオリーを用いて分析された。その結果、阻害要因として研修の少なさ等の環境要因と本人の受けてきた体育授業等の個人的要因の影響が示唆された。
四方田健二,岡出美則
研究のデザイン、分析並びに考察を協同して進めたため、本人の担当箇所の抽出は困難である。