女子の科学学習促進を目指した「介入プログラム」の特質(査読付)
『理科教育学研究』,第49巻,第1号,9-21頁,日本理科教育学会
日本における女子の理科学習に対する消極性や意識の低さの改善を検討するにあたり,参考となる諸外国における女子の科学学習の促進を目指した研究の中から,9つの「介入プログラム」を取り上げ,横断的に分析し,4つの特質を見出した。それらは,「教師教育」,「教授方法・学習環境」,「学習内容」,「キャリア教育」という4種類の改善の観点の存在とその構造,介入の重点移行,そして,成果の共通性と限界性であった。
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